4月に完成し、表札取付&アルバムの撮影も終わりました、大野城市【K様邸】です。
全容をご紹介します。
【外観】
一種低層住居地域で、高さ制限、外壁後退あり、さらにフラット35の省エネ基準を満たさなければならない制限が多い中で、駐車スペース3台と自転車用スロープまでとる事が出来ました。
さらに細長い建物をいかに、スッキリと重厚な外観に仕上げていくかがポイントでした。
【自転車置場】
外観を損ないがちな、自転車は通りからは見えない位置に3台ゆったり止められます。
又、キッチンから直接出入りできる勝手口もあり、搬入動線を非常に短くしています。
又、ゴミや、エクステリアグッズなど雨に濡れない場所に置けて重宝します。
【アプローチ】
車からのアプローチは自転車スロープの反対側に設けました。
芝や観葉植物でさりげなく演出し、ポストやインターホンなど通りからは見えない位置に。
【玄関&タイル】
外観の要とも言える玄関ドアは幅広の木調
そのドアの周りに、外壁用の細割タイルを張り、窓の枠もタイルにそろえました。
建物全体がタイルの重厚さで引き締まって見えます。
【内玄関】
センサーで点灯する間接照明で玉砂利とエコカラットがお出迎えしてくれます。
『毎朝の保育園&学校&出勤グッズはまとめて玄関に準備しておきたい』と言う奥様の考案で出来たお出かけグッズスペースが反対側にあります。
【LDK】
畳スペースがあるLDK
TVスペースの背面には、エコカラットとLED間接照明を施しました。
夜になると、タイルの凹凸がくっきりと浮かび上がり、又違った表情を見せてくれます。
調湿タイルであるエコカラットは、デザイン性もさることながら、調湿、吸湿、吸臭効果にすぐれています。
【畳スペース】
南側の光を取り入れつつ、周囲からの視線は遮られるよう、高窓、地窓、不透明のガラスの配置を工夫しました。
地窓の外には、植物を植え、リビングからの空間に広がりが感じられるようにしてます。
【庭】
一番落ち着く東側に作り、バーベキューなどご家族が自由きままに楽しめるスペースにしています。
物干しスペースは、リビングから見えにくい位置で、一番日当りがいい場所に。
【吹抜け】
細長い建物の奥まで光を届けるために、光が届きにくい位置に吹抜けを作り、窓の高さは少し低めにしました。こうする事で、1階への採光が非常に増えます。
【洗面脱衣室】
勝手口⇒キッチン⇒洗面脱衣室が一直線
と言う、主婦にはたまらない家事動線を実現させました。
『それよりリビングを広くしたいなあ』と当初おっしゃっていたご主人が
先日うかがったとき、
『帰ってきて、ここで着替えて、洗濯機に衣類を入れて、お風呂にもすぐ入れる
2階に上がらないでいいこの生活は本当に素晴らしい!』とおっしゃっていたのが印象的でした。
雨の日の洗濯物も、リビングからは見えず、光と風が入るこの場所でたっぷり干せて、本当に忙しい奥様の家事を助けてくれていることでしょう。
【浴室】
こちらも日当りと眺望が最高なので、いつもカラッとしていて、気持ちがいいです。
【トイレ】
こちらもご主人がこだわられた、エコカラットと、タンクレスと手洗いのあるトイレ
リビングの近くなので、防音ドアにしています。
【2階ホール】
建蔽率いっぱいまで床面積をとったK様邸
2階ホールは、床面積に入らない、吹抜けやバルコニーで空間を充実させています。
家族で使える本棚や・・・
パソコンスペース
ホールから各部屋の布団干しが出来る日当りの良いバルコニー
一階との繋がりも感じられ、明るく広く感じます。
【子供室】将来間仕切り可能
バルコニーも大きくとり、景色も最高です。
【寝室】
目覚まし時計ニッチや、間接照明で落ち着いた寝室に。
外観上大事な窓は高さも、外と中から決めました。
敷地の条件と近隣の建物との関係を生かして、光を取り入れ、視線は遮り、
開放的で明るく、暮らしやすい動線と収納を確保する。
弊社が心がけているもの全てが凝縮された家になりました。
あまるほどの敷地と予算ではなく、限られた条件と予算の中で、いかにご家族の”暮らしやすさ”を実現させていくか。
これからも、ブレずに、追求して行きたいと思っています。
次回は、完成したアルバムをお届けにあがります:笑
又、沢山、お話聞かせてくださいね。
(プランナー市川吏保)