唐津市【山飾り・和室・家相にこだわった6人家族の7SLDKの家】の完成!





約188坪の横長い、台形の敷地。
駐車スペース6台分
建物床面積は約57坪です




外回りの工事は、ほぼご主人のセルフ工事。
スタンプコンクリートで、味のある仕上がりになりました。

外観や間取り、設備選びで一貫されていたことは
『メンテナンス重視、シンプルな機能、家相』

職業柄、たくさんの家づくりに携わってきたご主人は
施工上も、機能面でもシンプルな方が、長い目で見て掃除や故障、交換など
維持管理がしやすいとのお考えでした。




■内玄関とホール■約6帖

トップライトで明るく広い玄関ホールは
旧宅から移設した、山飾り造作棚を入って正面に造り
間接照明も施しました。



旧宅の玄関から移設した、お父様の記念樹




■シューズクローク■約4.6帖

家族専用のシューズクロークは、半分を土間、半分をフロアでつくり
ご主人と長男さんの芸術的な作品を展示できるよう、広い壁にピクチャーレールを付けました


お客様用玄関にも、ピクチャーレールをつけ
広い玄関ホールは美術館のようです


LDKに入る前に、アウターや鞄、手荷物専用のクロークを造りました



■和室■6帖+仏間+神棚+床の間


こちらも棟梁渾身の、旧宅からの移設を含めた神棚飾り


床の間

床の幅と奥行きと立ち上がり高さ、素材収まり細かく吟味しました


飾り棚と地袋と障子


長押

『この和室は、いつまででも眺めていられる。。。』と
ご家族



■LDK■約22帖

脚触りのいい天然突板のフロア、内外オール樹脂サッシ、天井高もメンテナンス掃除が行き届く2.5mにされました。


照明器具も多数のLEDダウンライトより、ご自身で交換が可能なシーリングやダクトレールを採用されました



■パントリーとダイニングキッチン■

約3.2帖のパントリーは靴の脱ぎ履きができる土間付きの勝手口から外部へ出入り可能。冷凍庫スペース、ストック品などの可動棚を豊富に配置しました



■造作ダイニングテーブルとカウンター■

180cmSizeのゆったりとしたダイニングテーブルと造作カウンターは同じタモ材で製作。キッチンの通路は1mダイニングテーブルと壁との通路も85cmと6人家族がストレスなく一緒に使える配置に。

左側の3枚連動扉の収納には、通信機器スペースと配線、掃除機のコンセントとスペース、生活小物(文具、書類、ストック品、薬、、)などがたっぷりと入ります


『(キッチンのすぐ横にダイニングテーブル)横配膳で暮らしたことないから、便利ではあるだろうけど使うかな~。もしかしたら、今まで通りリビングのちゃぶ台で食事するかも、、、』
と仰っていた奥さん(笑)
結果は、、、後ほど。


■キッチン■本体2.4m背面収納2.7m

冷蔵庫スペースはダイニングテーブルから近い手前に造り、その冷蔵庫と奥行を合わせ背面収納を一部造作しました。
吊戸棚も奥さんの身長に合わせて低めに。
愛用のガス炊飯器専用のガス差込口も、ごみ箱専用スペースもあります。


■造作作業カウンター(2段)とFAX専用スペースと収納


■お母さんの専用部屋■6帖

リビングや水回りの近くではあるけれど、音やプライバシーを考慮しな造りに。


階段下を有効活用し、収納をたくさん作りました


長年の仕事仲間でもある職人さんがプレゼントしてくれた
一面の珪藻土壁

そのお母さんの部屋から数歩の、洗面とトイレ、、、まずは

■リビング洗面■メイクスペース

90cmのシンプルなシステム洗面と、左側には、こちらも旧宅からの鏡がつけられる造作のメイクスペース
『メイクは母子ともに、リビングに道具もっていってしています』
と仰っていました、、、こちらも現在の様子を、後ほど。




■有効幅約105cmのトイレ■

設備の専門家であるご主人が、一番機能がシンプルなものを選ばれました。
すぐそばに手洗い兼用の洗面があるので
トイレ内に手洗いは付けず、水の飛び散りを少なく、お掃除の時間を減らせます。






■納戸■約3帖

ひな人形や、兜、箪笥などなどたくさん入る収納は、当初からのご希望でした



■南側脱衣ランドリー室■約4帖+クローゼット

南側の光と風がたっぷり入る脱衣ランドリー室には
部屋干し専用昇降もの干しを2本
外部には、幹太くんと外干し専用物干しも完備。
脱ぐ→洗う→干す(外干しも部屋干しも)→仕舞う
が一か所で完結。究極の家事ラク動線と収納です

お湯も出る混合水栓を洗濯機の水栓につけられました
寒い冬の洗濯物の汚れも、お湯の力で落ちやすくなります
洗濯機の手前には、漬け置きや掃除の際も使えるミニシンク
床は水に強い、クッションフロアです。

■システムバス■1616Size

浴槽の立ち上がりの少なさと、浴槽の形にこだわられ採用された人大のシステムバス。お母さんが使いやすいようにさりげなく手摺も多数つけています






家相と和室を考慮して、理想的な一階にどう載せ配置するかで造って行った2階へ。。。

■階段■蹴上高さ179mm




上り下りしやすくお手入れ楽で安全な階段を採用されました


■トイレ■


■ホールに洗面■


■水道完備のバルコニー■


■寝室■6.2帖

たくさんの収納と壁掛けTVとデッキ用カウンターを造作。


■家族共有で使えるホールの収納■


■子供部屋■6.0帖


■子供部屋■5帖


■子供部屋■5.3帖









約半年の新居での暮らしの様子を尋ねてみました、、、

『家に帰るのが楽しい毎日を送っています』とご主人から↓
北側の庭スペース 自作の錦鯉専用水槽とハウス




次男くんの育てる金魚↓



ご主人の新作↓


福岡で建築デザインを学ぶ ご長男の新作↓



そして奥さんからもうれしい感想が、、、
『”キッチンすぐ横のダイニングテーブル”、食事以外でも大活躍で私のお気に入りの場所です。
そして、娘と大活躍してて作ってよかったと思っているのが、リビング洗面横の”メイクスペース”
2階の洗面横の愛猫はなちゃんの”トイレスペース”も本当に助かりました。


お庭はパパさん(ご主人)がコツコツ素敵な場所にしてくれているし、
家の、どこも!大好きで、毎日快適に過ごさせてもらっています。

先日(建築を学ぶ)長男が帰ってきて
こうしたらよかったとかの後悔しているところ教えて?と言われて、思い当たらず、息子の役に立てなかったです(笑)』と。


たくさんのご家族皆さんの様子と写真を見て、心がじんわりと温かく
うれしい気持ちになりました。

ご家族6人と愛猫、錦鯉、金魚、草花たちも
皆さんそれぞれが思い思いの時間を快適に過ごせる家。
これは、家づくりの理想ではないでしょうか


一人ひとり性格も趣味も違う家族が
自分たちに合った、設備や機能、内装や外構の優先順位をつけながら
予算の中で作り上げていく【いえづくり】

その最中は、楽しいことばかりではないからこそ

ご家族のように、帰りたくなる家、空間に仕上がったこと
そのお手伝いができたこと、家づくり冥利に尽きます





ご家族で、造形や芸術を楽しむ、、、今後もとても楽しみです♪

これからも末永く、よろしくお願いいたします







(環境変化によるストレスを心配した高齢のはなちゃんも、元気です♡)

糸島市【傾斜地に建つインナーガレージとサウナ・温泉のある鳥と本と暮らす平屋】完成!!



約78坪 4m以上の傾斜地、温泉付き宅地。
ご夫妻とオカメインコちゃんが快適に暮らすための土地を探していたところ
見つかったとある住宅地

お車の出し入れのしやすさ、近隣の建物が密集していない抜け感を重視され、決定されました。


電動シャッターのインナーガレージ2台分と、来客用駐車スペースもしっかりと確保し、外観は、大きな片流れをご希望されましたので
道路側は一枚屋根ですが、内部LDKは採光も考慮し、高さ違いの片流れ屋根にしました。

景観協定など、住宅街の秩序を保つ建築協定があり
外壁後退や、植栽、建物全体の色・素材は、大自然になじむものとしています


実は、敷地の奥に向かうほど、最高で4.4m下がっている”大傾斜地”

土地の価格の何倍も、費用と時間のかかった、基礎工事となりました





■外観■

木目とマットブラックを基調に、メンテナンス、お手入れがしやすい素材を選ばれました。
電動シャッターのインナーガレージには、宅配ポストも埋め込みました。



■玄関ポーチ■

シンプルな玄関ドアはタッチキー付き引き戸。
かさかけ・ポスト・インターホンは、目立たない位置にさりげなく配置。



■インナーガレージ■

将来の電気自動車充電コンセントも備えた、電動シャッターのインナーガレージは
雨の日でも、ぬれずに直接玄関へと行き来でき
帰宅動線をスムーズにしています。


■シューズクローク■

そのまま家族動線であるシューズクローク⇒パントリー⇒荷物置き⇒キッチンへの動線は、お施主様手描きのラフプランの時点で、組み込まれていました。







■内玄関■(お客様動線 玄関⇒LDK)

シンプルなガラス戸(クアドロスリム引戸)を開けると、、、

■LDK■(約24帖)

床は挽き板、天井は突板の、天然木アカシアを贅沢に使いました。
アカシア独特の木目の濃淡、温かさ、柔らかい肌触り
朝日ウッドデックさんの品質の良さに、惚れこまれたご夫妻
温水式の床暖房も入っています。


そして、、、この
■眺望■
窓は、2枚引き違いでは、製作可能最大のサイズ2800×2300電動シャッター付きです。

実は、土地を決めてからも、傾斜の強さと、雑草のすごさから、
敷地中央まで行くことができず、棟上げの時初めてこの山肌を見下ろす”絶景”を見て、感動したのでした。

のちに急遽造ることになったサウナ後の外気浴テラス1500×5750は
メンテナンスフリーの樹脂製
眺望を邪魔しないアイアンテラスも特注品です



■勾配天井■2800-4100

実は先ほどの眺望ワイドサッシとテラスは北側。
南側には高い敷地と建物があり、光をどう取り入れるか、お隣からの視線をどう交わすかが課題でした。
外観には見えないLDK部分の屋根だけを段違いにしその間に窓をとり
隣の建物のさらに上から光を採り入れました。
(実はキッチンの窓は、お隣の建物の基礎部分の高さなので、視線は交わりません)

■オカメインコちゃんハウス■

温度や湿度の変化に弱く、家族が見えるでも静かな場所でないとストレスがかかると言う繊細なオカメインコちゃんの生態に合わせ
・LDKの中心
・外が見える
・床暖房の上
にオカメインコちゃんハウスを配置
ヒーター用のコンセントや、オカメインコちゃんお世話グッズなどが仕舞える棚を造りました。
『ことりは、とっても、うたがすき~かあさんよぶのも、うたでよぶ~♪』
と歌ってあげると
「ピピピピピ、チチチチチ、ピチクリ、ピ~♪」と続けてうたってくれます
(個人的に、最後のピ~の音程が外れれば外れるほどかわいいです笑)

動物やペットを家を建ててから迎える方は
『全然想定していなかったことが多い(-_-;)』とよく言われます。
せっかくの注文住宅であれば、ペットも動物も同じ家族。
その家族みんなが快適に幸せに暮らせる家を造りたいですよね☆



■どっちからもクローク■

リビングからは、ルンバ・ダイソン・アウタークロークとしても
反対側のパントリー兼シューズクロークからは、同じくルンバ基地、アウターや鞄置きとして重宝します。
上部には、モデムやルーター配線を集約しています。



■インテリアになる造作本棚■

大空間の構造上必要な柱や桁を利用して、腰壁部分と、リビング正面部分に本たちの居場所”本棚を天井まで造りました。
奥行の少ない単行本を中心にリビングに。
残りのサイズが大きく圧迫感が出てしまう書籍は、寝室の造作本棚に収めました。

読書家でもあるご夫妻
読んできた本達は、これまでの自分を造ってきた存在でもあります。
その人生を共に歩んだ本達の居場所もそばにあるリビング
素敵ですよね。


昼も夜も、アカシアの味を愉しむべく、照明はアカシアを照らした反射光(間接照明)をベースに。

オカメインコちゃんのさえずりと、アカシアに囲まれ、山々を望むLDKは
まさに、森の中にいるような、年中森林浴しているような、、、、
贅沢な空間です




■キッチン■本体2550(H900)背面収納2700(4段引き出し)

2段作業カウンターとダイニングテーブルは、同じアカシアの集成カウンターで造作
切り離すことも可能です

通路幅は900。

2人でキッチンに立つことも、お1人で効率よく作業することにも
ちょうどいい寸法です。



■寝室■(約6.7帖)

こちらは、アカシアに色合いが近い”チェリー”の突板フロア


■ウォークスルークローゼット■

洋服は大切に着まわしてありました。
毎日のコーディネートを記録してあるほど、、、


寝室⇒クローゼット⇒LDK・水回りへ、ウォークスルーできます

就寝時の洗面やトイレまでのショートカットにも使える
”ウォークスルークローゼット”
回遊動線に囲まれた、平屋のLDKです。



■リビング洗面■

玄関から入って正面の東側の大きな窓。
まるで教会のように、朝日が燦燦と降り注ぐ、私の一番のお気に入りのスペースで
プランナーIロードと名付けていただきました。

東の光=朝日=一日の活力
東の光は、動物にとって、とても大事で気持ちがいいものだと考えます
その暮らしのエネルギーの源を、燦燦と採り入れる1700のワイドリビング洗面。
・帰宅してからの手洗い
・トイレ使用時後の手洗い
・そして朝の支度、、、
頻繁に利用する場所だからこそ、一番気持ちいい場所にしたいですよね
(タイルのブラック目地は、お施主様と一緒にDIY。いい思い出にもなりました)
(そして暮らされてからは、朝だけでなく、夜、この窓につきが上っていくんですよ~きれいですよ~とI様)


■トイレ■約1.1帖

収納は壁に埋め込み、床に物を置かない、手洗いをつけない=綺麗を保てる
スッキリした空間に。

■リモコンニッチ■


■南側の脱衣ランドリー室■

洗う→干す→仕舞う が一か所で完結する、南側の脱衣ランドリー室
サウナを置いても、狭さは感じられません。



■造作サウナ■約1200×900

計画当初はなく、途中で浮上した(笑)造作サウナ
ストーブとサウナのコーディネート会社の方と打合せしながら、脱衣ランドリー室の一角に造りました。


ストーブスペース


ステップと腰掛けスペース
二人同時に使用することも可能だそうで、週1〜2回自宅サウナを愉しんであるそう。



『新築の家に、サウナを造ること、、、
 自宅でサウナを愉しむことを
 諦めなくて、本当によかった!!』とご夫妻

家づくりは、予算、敷地、建築条件などの限られた範囲で
家族の今後の暮らし、人生に、大事な優先順位をつけて、組み込んでいかなければなりません。

その作業、打合せは、楽しいばかりでもありません
大変な労力と作業、話し合いです。

でも、建てられる方、造り手の私達が
諦めず、粘り強く、いい家を造りたい!!との気持ちをもって
アイディアを出し合い、歩み寄って作り上げる共同の作品でもあると考えます。


昨今の建築に関する法律、補助、支援制度、ローン制度による条件規制が強まる中
ご家族にとって、本当に”いい家”とは、”いい家づくりとはなにか”
快適で幸せな時間を生み出す空間とはなにか、、、

見失いそうになることも多いですが、

そのご家族にとって、なにが一番大切かを、忘れずに、、、
どん欲に、、、造り上げていきたいと
ご夫妻を訪問して、改めて感じました。





工期が非常に厳しい中、ものづくりへの情熱と技術を持った職人さん方
本当にありがとうございました。


これからも、暮らし、空間の色々をお聞かせいただき、
末永くよろしくお願いいたします