福岡市【O様邸】
完成から、約2年が経過したO様より
『2階の客間である和室が、意外にも活躍し
使用する頻度も増えてきたので、
照明とスイッチと天井のクロスをやり変えたい』
とお話をいただきました。
去年より何度か、プランのお打ち合わせを重ね、当日を迎えました。
まずは、改装前の状態
5.4帖の和室に、3階部分のパイプスペースがあり、
天井にはスクエアタイプの蛍光灯電球色25Wが4灯付いています。
計画は、既存のパイプスペースを利用し、LEDの調光可能なライン照明器具を天井全体に横から
照らす間接照明と、
天井からは、電球色2灯、昼白色3灯の調光可能なユニバーサル(角度が変えられる)ダウンライトを配置し、
それぞれの回路とも全て、
寝たまま消せる低い位置のスイッチと
廊下から消せる高い位置のスイッチとの3路回路にする
というもの。
間接照明により照らされる壁紙は、さざなみのような凹凸があり照明を横からあてることで表情豊かになるものを選ばれました。
工程は、一日目[養生⇒木工事(ボード剥がし)⇒電気工事(新規3回路&3路スイッチ配線)
木工事(間接照明造作)⇒電気工事(ダウンライト開口)]
二日目[クロス工事⇒電気工事(器具取付)⇒清掃]
です。
まず、一日目。。。
畳を外し、綺麗に養生します。
エアコンや、壁のクロスはそのままに
天井のみに手を加えます。
次に、大工さんは間接照明の造作・・・
電気やさんは、改めて3つの回路と3路スイッチの配線を始められます。
エアコンの壁の下の方へ、繋いだ配線を落としていく作業が続きます。
間接照明の造作が終わり
石膏ボードがはられていきます。
ダウンライトの開口まで終わりこの日は、終了です。
二日目。。。
午前中クロス工事が終わり、スイッチプレートやダウンライトの取り付けです。
次に、間接照明のLEDライン照明器具の取り付けです。
いよいよ点灯です。
壁からのLED照明が天井いっぱいに広がり
部屋全体には間接照明独特の優しい光が落ちてきます。
ダウンライトは、シーンに応じて
使い分けられるように、電球色の中角と昼白色の広角にしました。
しっかりと本を読んだり書きものをする時は、昼白色のダウンを
お酒を飲んだりTVを見たりくつろぐ時は、電球色のダウンがテーブル面のみを照らします。
寝る前には、照度を落として、低い位置で調節&消灯できます。
『照明でこんなに変わるんですね~
場面に合わせて、いろんな雰囲気に出来て
すごく使いやすくて、落ち着きそう!嬉しいです』とO様
ダウンライトは天井面から床までの単調な配光ですが
光源の位置が変わるだけで、部屋の隅々まで照らされ
明るく、表情豊かになります。
又、全て調光可能なLEDになった事で
立体的できらびやかな光の組み合わせのバリエーションが増え
電気代も気にせず、使用できるのも嬉しいですね!
今後は、ますます、来客時の客間として、
ご家族のもう1つのリビングとして、大活躍する事でしょう。
二日間、職人さんや私たちへのお気遣いを頂いきご協力いただいたO様ご家族の皆様
工事にたずさわられた職人の方々、本当にありがとうございました。
2013年01月23日