福岡市【Y様邸】
20日間の短い工期での工事後すぐに仮住まいからのお引越しや、片付けなどお忙しい8月が終わり、完成の撮影会を行うことが出来ました。
リノベーションの全容をご紹介します。
■玄関・ホール■
リビングの入り口の扉を左に少しずらし、真正面に、扉と同じはめ込みの波ガラスでホールに採光し、
冷蔵庫の裏にあたる壁の厚みを利用し、絵画用ニッチを造り、明るく印象的な玄関ホールにしました。
照明もセンサーで制御させ、帰宅や・来客時、いちいちスイッチまで奥様が先回りしなくていいようになりました
既存のドアや、廻り縁、巾木などを新規の部材となじませることで、
『ここからリフォームしました~』と言う
境界線がわからない仕上がりになるように考慮しました
今回のリノベーション空間の大事な軸とポイントにしたのが、この”木製扉”と、後でご紹介する、”間仕切り障子”です
■お姉ちゃんの部屋■
クローゼットの扉を外すことで、ベッドの配置を入り口右から左へ変更
家具と机もピッタリ収まり、広く使える空間になりました
ベッドの上に棚を造り、本や飾り物スペースを確保
のちのちDIYで黒板やマグネットペンキなど楽しみながらカスタマイズしていけるようにしています。
天井には、照明を消した時だけ楽しめる蓄光のクロスをチョイス、、、昼も夜も、楽しめて、明るい空間になりました
■弟くんの部屋■
弟くんの部屋も、お姉ちゃんの部屋同様、蓄光の天井クロスや飾り・本棚を設置
レゴや工作の作品作りに集中できる空間になりました
ふすまや畳も張替え、明るい印象に、、、
そして、正面右に小さく開けた開口
リビングとつながっております
のちのちこちらもご家族のDIYで両開き扉などはめ込まれる予定です
■洗面・脱衣・浴室■
大きな洗濯パンでデッドスペースが多く
収納が少なかったので
洗濯パンを小さいサイズへ、位置も変更し
広くなったスペースに、造作棚や洗面カウンターなど設置。
空間が無駄なく活用された、明るい清潔感のある雰囲気に、、、
システムバスも、既存の梁と窓を利用し
スッキリとした色合いと機能に変更
お掃除、メンテナンス重視の明るいお風呂になりました
■トイレ■
こちらも、既存の棚や天井の梁、廻り縁の木目をアクセントに、ナチュラルな空間に、、、
■LDK■
Y様ご家族の夢だったという、ダイニングテーブルのあるLDK
以前は、壁と扉の位置が悪く、ダイニングテーブルが置けない間取りでした。
キッチンをオープンにし、思い切って1800サイズの大きなテーブルと繋げたパソコン・宿題・工作カウンターを中心に、収納や・棚を多く造り、物と人の居場所を確保しました。
Y様ご家族の、素朴で落ち着いた雰囲気にあった素材や、テイストで、味のある、ほっこりするLDKにしあがりました
足元のスペースも、ノート、文房具、工作用具、iPadなどなど、リビングのあらゆる雑多なものが一切合切収まるように造りました。
配線や、コンセントも、既存のものをうまく活用して、空間は最大限・コストは最小限に、
そして、快適に使えるようにしました
そして、LDK空間のもう一つの軸になっている、ご主人の部屋との間仕切り障子と飾り柱
一番明るい場所にある、ご主人の部屋から最大限光をキッチンへ取り入れつつ、程よい距離感でご主人がこもれるように設けた間仕切り扉
現場監督の発案で、当初普通の白い扉の予定だったのですが、完全制作で障子と柱で、昭和レトロな雰囲気に、、、
デザインと柄は、現場監督とご主人で決められました。
飾り柱は、弟くんがどうしても”登りたい”と言うことで、職人さん方、現場の方々には、材、質感、強度を出すことに、本当にご苦労をお掛けしました(笑)
■和室■
LDKと繋がる和室は、コストを抑えるため、ほぼ既存のままですが、
畳や、ふすま、クロス、プリーツスクリーンを、落ち着いたグレーとグリーンに変え、LDKの空間に馴染ませました
こちらは、Y様ご家族で、張られたウォールシール
閉めた時だけ楽しめると言うもの、いいですね!
当初、ご予算の範囲では、LDKの間取り変更と、設備は、トイレとお風呂取り換えが目一杯でしたが
何度も何度もお打ち合わせを重ね、
工期、工法、材料などを吟味し、
長い目で見て、暮らしやすく、ご家族の生活が潤う事に費用をかけていくように見なおして行きました。
『想像以上に、素晴らしくて、暮らしやすくて
なにより、毎日、いいね!いいね!
良かったね!と言いながら、昼も夜もご家族みんなで暮らしています』とおっしゃるY様
ご家族それぞれの暮らしにあった居場所が出来て
物の居場所も出来て、お客さんも、次々に来られていると言うY様邸
工期の関係で、完成見学会は出来ませんでしたが
『リノベーションをご検討の方には、ぜひ見ていただきたい!暮らしが、気持ちがこんなに変わりますよ!』
と笑顔でおっしゃっていただけるY様ご夫妻のお顔を見ていると、私達も心から、本当に嬉しく思います
これからも、沢山のお話を聞かせてくださいね☆
(撮影会の最後に、奥様作の完成予想パースと同じアングルでパシャリ!!)
(プランナー市川吏保)