福岡市【S様邸】
先日大きな大きな本棚の施工が無事完了しましたS様邸。。。
打ちっぱなし風の壁も完成し、養生が外れ、間接照明点灯が楽しみでたまりません♪
さて、まだまだ沢山のこだわり部材が施工されるS様邸
まずは、水回りのフロアタイル施工です
ほとんどの素材を鉄か、石、タイルなどで統一された奥様
唯一、キッチンの床のみ、他とのバランスで、高耐久のヴィンテージウッド調です
のちに施工される壁のタイルや、キッチンとの取り合いをお打ち合わせしながら慎重に張っていただきます。
次に、こちらも壁一面に味のあるタイルが張られる、フロートタイプの洗面とタンクレスのトイレコーナー
小さな切物が出ないよう、張り始める位置を職人さんと確認します。
そして、いよいよキッチンの部材が搬入され、こちらも細かい打ち合わせのあと取り付けしていただきます。
こちらは、お母様のキッチン。
お母さんの身長に合わせて、現場で3センチカットしていただきました。
次に、オープン階段の手すり、室内窓枠、吹き抜けの手すり3か所に取り付けられるアイアンの業者さんとの仮合わせなども行われます。
数ミリ単位で、収まりを検討し、塗装の前に仮合わせをし、微調整して
やっと本取り付けを行います。
現在仕上げの塗装中です。
さあ、そして玄関の一番のメインになってくる”溶岩タイル”の施工が始まります。
外部の塗り壁も、雰囲気が変わらぬよう、下塗りから全面おひとりで作業にあたられているH島左官さん。。。腕の痛みをおしての作業が続きます。本当にありがとうございます
予想通り、天然の溶岩の不揃いな味わいと何とも言えない色合いが
空間にどっしりと、そして”インパクト”をあたえていて、またまた感動して、しばらくじっと見つめてしまいました。不思議と温かさを感じます。間接照明に照らされて、どんな表情を出してくれるでしょうか。
そして外部は、いよいよ、いよいよ。。。。。足場が解体されました
味わいのある真っ白な塗り壁と、鉄のようなブラックのサッシ枠。。。
一番上の板金笠木を黒にするか白にするか少し悩まれたS様でしたが、サッシ枠だけを強調し
あくまでも塗り壁が空に突き抜ける感じをご希望されました。
その想いの通り、実際に建物に近づいて行くと、塗り壁と空に、縁が切れることなく、美しく塗り壁の存在感が表れていました。風圧など考慮し、何度も検討し、躯体に組み込む形で、強度を出したアプローチの庇が、とてもアクセントになっています。
現在は、非常に難しい外構のお打ち合わせと、ご検討期間です。
この建物を、より一層素晴らしいものに仕上げる外構から、こちらも目が離せません。
2015年04月11日