大野城市【N様邸】
表札取り付けや、アルバム撮影も完了し、新しい生活を始められていらっしゃいます。
全容をご紹介します。
□外観・外構□
「敷地面積43坪に床面積は26坪までしか建てられない、一種低層住居地域の今の土地に
車が3台とめられて、駐車場を別途借りなくていい、
収納や家事動線にすぐれた暮らしやすい家を建てたい!」
そんなご要望で弊社を訪れられたN様ご家族
玄関の右側一台、左側に大きな車を一台と、来客用スペースをとりました。
建物の外観は、使い込んだ味のある色のサイディングをシンプルなキューブ型でまとめ
モダンな雰囲気にされました。
大きなリビングへの履き出し窓は、
南側の光をたっぷり入れつつ、視線は隠せるミラーカーテンにされました。
車から荷物をすぐに出し入れできたり
室内からは見えない位置への物干しスペースまでの行き来にと大活躍です。
釣りがご趣味のご主人のために、外部に洗濯機を置かれました。
□玄関□
寄木をあしらった玄関ドアの横には、かさかけ
玄関ホールはミラー付きシューズ収納と反対側には、
土が付いた物をそのまま入れられる土間収納があります。
正面の壁紙は塗り壁調の淡い水色
ニッチや収納には間接照明を入れ、センサーで自動点灯するようにしています。
□リビング□
先ほどご紹介した大活躍する大きな履き出し窓には、
重厚なペアガラスでも開閉が楽な大きなハンドルをつけています。
又、お手持ちのTVに合わせて、カウンター材で簡単な家具を作りました。
ここの前に丸いテーブルを置いて、ダイニング兼用に使われています。
キッチンからの横移動で配膳が出来るので、毎日の支度がとても楽に行えます。
□マルチカウンタースペースと和室□
キッチンと小上がりの和室の間には、マルチカウンターと本棚スペースを設けました。
パソコンやプリンター、電話や書類はもちろん、
アイロンや、裁縫などにも重宝します。
又、時間帯の違うご家族の食事スペースにも重宝し、
それぞれの空間を繋ぐ役割も果たしています。
25㎝小上がりの和室は、腰掛けるだけでなく、
上り下りに負担のかからない高さにしました。
3枚引き込み扉なので、個室としてすぐに仕切る事もでき、
普段は開けて、リビングとの繋がり感と開放感、
東の大きな履きだし窓からの明るさも風もたっぷり入れられます。
ご主人が一貫しておっしゃった
「家を建て替えるなら、透明の窓を出来るだけ大きく、たくさん。
そしてその窓を高くも低くもつけて、風をたっぷり通したい!自分の要望はそれだけ!」
のお言葉を受け、通りに面した大きな窓も透明で、開放感たっぷりです。
畳は琉球和紙畳で、2色を組み合わせられました。
淡いブルーと淡いグレーがN様奥様のポイントカラーです。
□キッチン□
本体側は2100サイズのガスコンロ付き
背面はキッチンとお揃いの吊戸棚を低めにつけ
窓を上下につけることで、明るさと風通しを重視しました。
下には、家電カウンター家具を同じサイズで置かれました。
シンクの上には、ふきんやまな板、キッチンペーパーなどが置けるキッチンラックを
コンロ奥には、水タンクや調理器具など置ける可動棚を作り
コンパクトな面積の中にも、使い勝手と収納量を重視しています。
□洗面脱衣室□
そして、その可動棚奥の引戸を開けた扉と、
和室側の2方向から出入りできる洗面脱衣室
こちらも室内物干しホスクリーンやハンガーパイプ
可動棚を作り、窓も大きくしました。
廊下を作らず、水回りをリビングに隣接させることにより
家事動線も短く使いやすいだけでなく
ヒートショックを和らげることにも繋がり、生活しやすくなります。
□トイレ□
和室の奥にある1階のトイレも温度差無く使えて
来客時も音が気にならないよう、リビングから少し離しました。
タンクレスのスッキリとした本体と、簡易手洗いカウンターと
トイレットペーパーが18ロールいっぺんに入るアッパーキャビネットをつけても
ゆったりと使えるように、幅をやや広めに作りました。
□階段室□
ゆったりとした高さの階段には、ゴム製の色の濃い滑り止めが付いたものを採用
上から降りるときもはっきりと分かり降りやすくなります。
また、床暖房を敷き詰めた1階の熱効率を上げる為
階段入り口には扉をつけました。
□階段ホール□
その階段の入り口にも、上りきった所にも合計3箇所収納を設けています。
1階は普段の衣類や、生活用品、2階は頻度の少ない季節物や家族共通で使用するものなど
適材適所に程よい奥行きの収納があると、一目で何があるか分かるので
片づけしやすくなります。
そしてこちらも、建て替えられる前から、
この景色は生かしてほしいとおっしゃられていた
山を臨む窓です。
めいっぱい開閉すると外側のガラスも拭くことが出来る
たて滑り出し窓にしました。
□トイレ□
2階のトイレは、手洗い付きの暖房便座です。
□洋室1□
大きなバルコニーに面した洋室は主にご夫婦の部屋
布団干しが楽に出来ます。
□洋室2□
こちらも、東と南の光がたっぷり入る気持ちの良いお部屋で
「家には、洗車と眠る為だけに帰ってきているようなものです:笑」と
おっしゃった息子さんのスペースで
お言葉通り、遠くまで車を止めて帰宅されていた日常が一変し
「車が敷地内にとめられて、洗車がいつでも自宅で行えるなんて、最高です」
と大満足のご様子です。
限られた敷地と、限られたご予算の中で、最優先するものはなんですか?
とまずお聞きすることから始まる私たちの家づくり。
ぶれずにおっしゃった、
”コンパクトな中でも、快適な動線・収納・駐車スペース
そして、明るさと風通し”
そのお言葉通りのN様にぴったりの家になりました。
家事や掃除が楽になった!
生活が愉しくなった!
快適です!
そんなお言葉をいただくと、私たちも”また、もっと頑張ろう”と改めて思います。
これからも、いろんなお話を聞かせてください☆
(プランナー市川吏保)